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NASEF JAPAN チャレンジカップ in いばらき　レポート

文：いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会　事務局　小野　さおり

　茨城県とNASEF JAPAN(北米教育eスポーツ連盟日本本部)による高校生向けeスポーツ大会、「NASEF JAPAN チャレンジカップ in いばらき」が11月27日(土)にオンライン開催されました。 　
　この大会は、11月7日(日)と11月14日(日)に実施された「いばらき高校eスポーツ選手権」において見事上位に勝ち上がった茨城県代表チームたちが、NASEF JAPAN推薦の全国強豪校と対戦する親善試合となっています。その試合模様は、当プロジェクトのYoutubeチャンネルにて配信されました。 　

　オンライン配信会場のつくば国際会議場には、たくさんの機材と本格的な撮影セッティングが施されていて、大会規模の大きさを物語っていました。


12時から開催された今大会。最初はロケットリーグ部門。茨城と全国のそれぞれ4チームによるトーナメント戦です。

　茨城上位チームと全国強豪チームによる戦いは、今まで見たことのないくらいの迫力でした。目で追うことができないくらいのスピードと激しくぶつかり合う車同士、軽やかなドリブル、ゴールまでボールを運んでいくチームの協力プレイなど、ハイレベルなプレイを魅せ付けられました。

　強豪校チームを相手に、茨城代表チームは1回戦敗退が続く中、水戸工業高等学校チームが準決勝まで上り詰めました。互いに点を譲らぬディフェンスの嵐。オーバータイムまで接戦を繰り広げました。
　惜しくもオーバータイムで1点を取られ、決勝進出には至れませんでしたが、見事3位の座を手にすることができました。

　ロケットリーグ部門、優勝は京都府の京都両洋高等学校チーム、準優勝は北海道内高校合同チーム、3位は水戸工業高等学校チームと徳島県内高校合同チームとなりました。


3時からはフォートナイト部門。茨城と全国のそれぞれ10チーム、計20名のバトルロイヤルを3マッチ実施しました。

　優勝は新潟県内高校合同チーム、準優勝は静岡県の御殿場西高等学校チーム、3位は平成学園高等学校チーム、4位は第一学院高等学校チームとなり、3位と4位に茨城県内高校チームが輝きました。

　県の事業としては初めてとなる、高校eスポーツ大会。無事遂行できてとてもうれしく思います。今回の大会を終えて、参加してくれた高校チームの中には「悔しい」という感想もありました。今回参加してくれたチームが次回も参加できるよう、今後も高校生をはじめ、学生を対象としたeスポーツ大会を開催できるよう企画していきたいです。

　「NASEF JAPAN チャレンジカップ in いばらき」の大会模様はYouTubeチャンネルから閲覧できます。
　　いばらきeスポーツ産業創造プロジェクトYouTube