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活動実績

水戸啓明高校主催 高校生がeスポーツ大会運営
「第3回中学校eスポーツ選手権」が開催されました

 水戸啓明高等学校eスポーツ部のCREATE Lab.といばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会は、2025年10月13日(月・祝)、イオンモール水戸内原(茨城県水戸市)で、中学生等を対象としたポケモンユナイトの大会「第3回 中学校eスポーツ選手権」を開催しました。当日、会場となったイオンホールには、県内中学生ら8チーム40人の選手が集まり、ユナイト県内No.1の座を競いました。

 「高校生が運営する、中学生のためのeスポーツ大会」である本大会は、2023年に第1回を開催し、今年で3回目。会場や機材の設営から司会進行、実況などの運営を、全て高校生が担当しています。まず初めの開会式では、顧問の髙田先生、水戸市議会議員で同校の同窓会会長である小泉議員からの挨拶のほか、2年生のCREATE Lab部長が主催者代表生徒として挨拶。「自身が同選手権第1回開催時の参加者だった。本日参加する選手の皆にも楽しんでプレーしてほしい。」と呼びかけました。

 会場内や試合での注意事項を呼びかける、V-Tuber の音声と動きを担当したのは1 年生。「目線が下を向くとアバターの目線も下がってしまうので気を付けた。」と、V-Tuberの滑らかな動きと美しい声で会場を盛り上げました。

 今大会では、初めてダブルエリミネーション(※)を採用し、メインステージ、サブステージの2試合を同時進行。仕切りがなく、隣り合う2つの会場を使用し、トーナメントのメイン進行をメインステージ、敗者同士のチームの試合をサブステージで進行。選手応援の保護者達も、選手達の試合に合わせて移動し、白熱する熱戦に会場が盛り上がりました。
 (※)ダブルエリミネーションとは…一度負けても、二回負けるまではトーナメントに残れる試合方式。そのため、一敗してもまだ優勝の可能性が残されており、全てのチームに最低2回の試合出場が保証されている。

チームメンバーの構成は、県内在住の中学生に加え、その保護者や兄弟、教員も同じチームメンバーとしての参加が可能。教員がメンバーに入るチーム、同じ市内の小学校と中学校の合同チームもあり、「初めてのeスポーツ大会」参加への敷居が高くないことで、気軽に参加できるのも、同大会の特徴のひとつ。
チームメンバーとしても参加した、中学校eスポーツ部顧問の先生は「チームで協力して勝利を目指したり、大舞台の人前で試合をすることで確実に成長していると感じる。“eスポーツ大会に出る”ことから得られる学びがある。」とお話しいただきました。

実況席では、第1回大会から実況として参加する県内eスポーツチームAREA310の鶴見氏、そして高校生達が全試合の実況を担当しました。また、ゲーム画面と実況画面の切り替え等も、大人顔負けの機材を使用し、全て高校生達が担当。試合をする中学生選手たちの後ろには、機材や回線担当の高校生たちが控えます。受付から司会進行、試合の運営まで、全て高校生が自分達で切り盛りし、来場者からは「高校生だけで開催しているeスポーツ大会とは思えない」という声が聞かれるほどでした。
また、水戸啓明高校の卒業生を含む、茨城キリスト教大学(茨城県日立市)の大学生達も、高校生のサポートとして参加。裏方のサポートに徹する大学生達でしたが、eスポーツ大会運営のバトンが繋がれている様子が垣間見えました。

お兄さん、お姉さんの応援に会場に来ていたちびっこ達も、保護者と一緒に応援をしたり、eスポーツ体験コーナーで「スイカゲーム」や「ぷよぷよeスポーツ」等のeスポーツを楽しんでいました。
また、これまでeスポーツ観戦をしたことがないという保護者の方々も、中学生達の勇士を写真に収め、「まるでスポーツ観戦のよう」と、それぞれにeスポーツ観戦を楽しんでいる様子でした。

決勝戦は、笠間市友部中学校のチーム「Victory Road」対、日立市松風中学校のチーム「swag」の対決。
どちらが優勝するか分からない展開でしたが、結果は、序盤からリードした「Victory Road」が、逆転を許さず見事優勝。選手達は勝利に歓喜しました。表彰式では、第1位、第2位のチームと、ベストプレー賞に選出された3名の選手が、それぞれ表彰状や盾を授与されました。
今大会の準決勝や決勝の試合では、中学生が対戦したチームの応援をする等の場面も見られ、チームプレーを楽しみながら協力や役割、戦略を思索することに加え、eスポーツを通じた中学生同士の交流も印象深い大会でした。